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病院薬剤師のこれからに関して

大学を卒業した際に就きたい薬剤師さんの仕事の人気ナンバー1は、製薬会社だといいます。次点で病院薬剤師、次が保険薬局、一般企業、ドラッグストアとなっているようです。製薬会社に就職できれば安定した生活が送れますし、何より製薬会社の多くは一流の企業となっています。

ではなぜ製薬会社が大手の会社ばかりなのかというと、それは薬の開発に関わることからも来ています。新薬の開発というのは時間もお金も掛かることです。

長い研究期間を支えることのできる会社でなくては、会社を経営することは叶いません。大企業である製薬会社に勤める事で高収入も手にする事が出来ますし、そのこともあってたくさん薬剤師さんが大企業に勤めたいと考えています。

そして次点の病院薬剤師ですが、こちらは少しじっくりと、病院薬剤師の未来も含め案内させて下さい。

薬剤師のひよこたちは多くが病院か保険薬局に勤務することになります。求人数が保険薬局に多いために薬剤師の就職率は10割近くに上ると言いますが、中でも病院薬剤師を希望する若者は多く、病院薬剤師を目指すことはなかなかハードルが高いのが現実です。

企業に勤務する薬剤師は高収入を見込めると前述しましたが、病院薬剤師はというと実はそうではありません。一般的には600万円から800万円程度で、中小企業と比較すると僅かですが高いかな、と言ったところでしょうか。

一番年収を受け取ることのできる年代は40代後半から50歳前後となり、その後は徐々に下がっていきます。薬剤師というもともとの職業のメカニズムと、業務の中身も若者が行うことに適している仕事である、というのが原因のひとつのようです。

次に病院薬剤師の将来的なことです。将来的には医薬分業化が今よりもっとくっきりしてくると思いますので、外来の患者さんのお薬は外の病院で処方されることも増えて行くと思います。

だからと言って病院薬剤師が病院で求められていないということではありませんので、薬剤師が病院で活躍する場がなくなるという事ではありません。病棟で働く薬剤師さんがいなくなっては困ります。ですが需要がなくなることはなかったとしても、足りなくなった薬剤師さんを入れるくらいのこと。

いつも定期的な求人が出されることは、今よりもっと減少してくると考えられています。都心での薬剤師求人は現在なかなか厳しい状態です。もしも病院勤務の薬剤師を目指すのであれば、地方に勤めても構わないという心構えで臨む事が必要でしょう。

とはいえ病院勤務薬剤師志望の人はみなさん同じような考えだと思いますので、徐々にこちらも狭き門になって行くと思います。では現在病院薬剤師として勤務している人が今後取るべきお勧めの道はというと…、それはやはりそのまま病院薬剤師でいることでしょうか。

病院薬剤師として働いてきた経歴や経験は、どのようなシーンでも重宝され、薬局などでは特に欲しい人材だと思われる事が多いようです。ですが出来ることであれば転職などは考えず、病院薬剤師として職務を全うするという選択肢が何よりもベストだと言えます。

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